今では華やかでリッチ、誰もが羨むセレブ達でも、中では意外な壮絶な過去や辛い経験を持っているセレブもも。

暗い過去が公に出た背景には、その辛い経験を同じ経験を悩みを持つ人達の少しでも役に立つのならとカミングアウトしています。

そんな映画のストーリーのような壮絶な過去を持つセレブ5人

 

レイトン・ミンスター

出典Instagram

人気ドラマ「ゴシップガール」で、富豪セレブの家の娘を演じた役に定着あるレイトンですが、実は、レイトンが生まれたのは、母は麻薬密輸の罪で捕まった刑務所の中。

レイトンはその後、祖母に育てられましたが、母が出所すると、一緒にニューヨークへ渡ります。そこで、家計のためにモデルの仕事をして働き、のち女優の道へ。「ゴシップガール」のブレイクがきっかけで、貧困から一躍スターセレブとなったレイトン。

しかし、その母が、有名スターとなり、リッチになったレイトンに対し、「娘のために幸せを犠牲にした、生活費をくれ」と、訴訟を起こします。母の主張は、「私はレイトンの扶養家族で、月1万ドル(100万)の契約をしている」と要求してきましたが、裁判所は、「母は保護者の立場」判決。またレイトンはこれまでにも弟の病気として送ったお金さえも、母親が美容整形などに使っている、ということも明らかとなり、裁判所は、「母は一切娘からはお金を要求できない」と命令しました。

どこまでも娘からカネをむしりとろうとする母。実母に裏切られるレイトンのショックさを察します。

 

 

シャーリーズ・セロン

出典people.com

モデルから、主演女優へと成功を収めたシャーリーズ・セロンですが、実は幼少期に壮絶な目を疑うような経験をしています。

南アフリカ出身のシャリーズ。しかし、父親はアルコール中毒で、家庭内暴力の日々。

彼女が15歳のとき、父親が酔っ払い、拳銃を持ち出し、自分と母親に発砲しようと拳銃を向けたそう。母と一緒に隣の部屋へ逃げ、二人で抑えたドアを父が発砲。命の危険を感じた母は、シャーリーズの眼の前で、父を銃で射殺しました。

これには正当防衛が認められ、母と一緒にニューヨークへ渡りバレエ学校へ通います。あるとき銀行の窓口で行員と口論してたところを、マネージャーの目に留まり、スカウトされモデルの道へ。177cmとう長身の彼女は、有名ブランドの広告やCMでトップモデルに。その後女優に転身し、アカデミー賞を取る名女優になりました。

壮絶な辛い経験を一緒に耐えた母親と、今はシャーリーズが成功して、2人幸せな生活を送ることができ、本当によかったですね。

 

ドリュー・バリモア

出典screencrush.com

華麗なる一族出身であることで知られているドリュー・バリモア。

名俳優ジョン・バリモアの孫でもあり、祖母、大叔父、大叔母、父親が俳優というハリウッド名門一族

1982年の7歳の時「E.T.」の出演でに天才有名子役となったドリュー。しかし、幼少から、母に連れられパーティに出向くなど、華やかな生活を送る彼女には、悪の誘いもあり、転落していきます。父からは虐待を受けており、両親は離婚。

9歳で飲酒や喫煙、10歳には大麻、12歳でコカインに手を出したドリュー。地獄の底に着きそうだった彼女でしたが、13歳にリハビリ施設に入ります。しかし、出所後の、1988年『ハリウッド・エンジェル』を執筆中に、大麻、自殺未遂をはかり、再び入院。

15歳の時に、これまでの原因は母にもあると判断した彼女は、母から独立するための訴えを起こし、裁判所はドリューを成人と見なされます。自力でオーディションを受け続け、女優へ復帰、大スターへ返り咲きました。

 

 

アシュレイ・ジャッド

出典ashleyjudd.com

数多くの主演を務めたアシュレイジャットも実は、幼少の頃にネグレクトがあったと、自伝「All That Is Bitter and Sweet」にて明かしています。

子供の頃は、は水も電話も電気もなかったこともあるくらい貧しく、家の中にはマリファナ、父は睡眠中毒、育児は放棄された環境で育った。

そして、思春期に近親相姦となる性的虐待を受けたこともあり、幼い頃からの過去がトラウマでリハビリセンターにも通っていたそう。自身はなんとか時間が経ってやっと克服できたと語り、今も苦しんでいる性的虐待を受けた人に勇気づけることができればと、と自伝を発表しました。

 

 

デミ・ムーア

出典Instagram

名作「ゴースト」の主演で一躍トップスターとなったデミ・ムーア。

自伝『Inside Out』では、壮絶な過去と母親との確執を明かして話題となりました。

デミは生後2ヶ月で両親が離婚しているため父親は誰だかわからず、生後3ヶ月で母が再婚します。しかし、母、養父ともにアルコール中毒で、15歳の時に離婚(その2年後に養父は‘自殺)

その後も母親は、万引き、放火、飲酒運転で度々逮捕されます。

デミーが15歳の時、帰宅すると知人の男性がおり無理矢理にレイプされることに。するとその男が「母親から500ドルで売春させられるのは、どんな気分だ?」と言われたことから、母親が仕組んだ事だと知り、衝撃を受けたと、本にも記しています。

そんな母から逃げるように16歳で学校をやめ、モデルとして働き、女優への道へと進みました。

母との確執は30代まで続き、デミ自身が母になって、ようやく和解に至りました。しかし98年にその母は亡くなってしまいます。辛い半生の自伝は、出版契約から出版までに9年もかかったのこと。その9年かかった間に、当時、結婚していたアーストン・カチャーがおり、彼の浮気癖も自伝に書かれてしまいましたね。

 

そのデミー・ムーアと、2005年から2013年まで結婚していたアシュトン・カッチャー。彼自身も、過去に信じられない経験をしています。

2001年、グラミー賞の後のパーティのために、元ガールフレンドを迎えに、彼女の自宅に迎え行ったところ、ドアに応答がなかった。そこで後ろ側の窓を覗き込んでみると、カーペットが赤く染まっていた。しかし、彼はこぼれたワインだと思い、その場を去ることに。翌日、友人が彼女の遺体を発見します。犯人はのち逮捕されるも、アシュトンも警察から事情を聞かれました。

 

 

華やかな舞台で活躍するハリウッドスター。その生活は豊かに見えるも、中には生い立ちは恵まれていたとは言えず、過去がトラウマだったり引きずりながら、それでも日々の努力と、チャンスをものにして、今の成功を収めたんですね。

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