気候も良く、アウトドアに出かけるシーズンとなると、気をつけなければならないのが、最近日本でも多く見られるようになったマダニ。

時に夏が近づくと増え、森林などに多く出没します。

このマダニに食われるケースも増え、最悪、まれにケースですが死に至ること報告されているようです。なぜならマダニに食われると、ライム病を引き起こすことがあるからです。

あの、ジャスティン・ビーバーも、体調が悪く原因不明だったところ、マダニに食われたことが原因である、ライム病であることがわかりました。

出典Instagram

ライム病で、闘病してたジャスティン・ビーバー

2017年にツアーをキャンセルし、2019年にはうつ病のような症状に悩まされ、カウセリングの治療を続けてきたというジャスティン・ビーバー。

その頃は、マスコミに追いかけ回され、カッとなってしまい精神不安定だった様子もうかがえました。何年も体調不良に悩まされ、病院で検査するも原因がわからず、ファンからもジャスティンの顔色の悪さや皮膚の荒れを心配されていました。

そして2019年、その原因がライム病だとわかり、薬でみるみる回復したジャスティン。

 

その他、カナダ出身のシンガーのアヴリル・ラヴィーンも、ライム病だと気づかす、5ヶ月寝たきりで死を意識した辛い闘病だったことをウェブサイトで公表し、ライム病の予防や情報を提供しています。また俳優のアレック・ボールドウィン(ジャスティンの妻ヘイリー・ビーバーの叔父)や、モデルのベラ・ハディッド、俳優のベン・スティラーなど、多くの有名人が、このライム病に感染したことを告白しています。

 

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Today @JustinBieber shared that he has Lyme disease. There are too many people that have this debilitating disease! People I love and care about and many friends and fans I have crossed paths with. To everyone affected by Lyme, I want to tell you that there is HOPE. Because Lyme is a daily struggle, for the better part of two years, I was really sick and fighting for my life. Writing #HeadAboveWater helped me get through the worst of it, but the bad days still come and go. At the time, putting together my album saved my life. I needed to tell my story and to be able to share my experiences with others. Lyme disease is in all 50 states in the US and in EVERY country in the world, except Antarctica. It is a global pandemic but NOT a global priority. I never want others to suffer the way that I did, and because of that it is now my mission to raise awareness & funds that will help eradicate this life-altering disease. Portions of proceeds from every show on the rest of the #HeadAboveWater tour and merch sales will continue to go directly to Lyme disease. I will continue to fight and to support! @TheAvrilLavigneFoundation supports people with Lyme Disease, serious illness or disabilities. We raise awareness and aid PREVENTION of the Lyme epidemic. We impact the lives of individuals and families affected by Lyme Disease through TREATMENT grants administered by our charitable partners; and we’ve aligned with @globallymealliance to accelerate scientific research. Please, JOIN US as we endeavor to educate people, prevent the spread of Lyme and find a cure. Our initiatives enable us to provide HOPE and expand the number of lives we’re able to transform. TOGETHER we can do this. #FightLyme #LymeIsReal #TheAvrilLavigneFoundation

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ライム病とは、

スピロヘータと呼ばれるライム病ボレリアBorrelia burgdorferiと言う細菌で、マダニを介して人に感染し発症します。このスピロヘータの病原体を持つ、ネズミや鳥を吸血したマダニが、人に刺すことで病原体が体内に侵入し、ライム病が発生します。

 

どこで感染?

マダニは、主に山林など野山に生息し、マダニがヒトの皮膚に食いつき感染します。マダニはおよそ48時間かけて吸血し、お腹いっぱいに太ると重みで皮膚から落ちていきます。

ライム病は、アメリカのコネチカット州で最初に発生し、現在では49州で見られ、日本でも発生し年々増え続けています。

症状

マダニに刺されてから、数日で、‘遊走性紅斑’と言う、赤く円状に広がり、10cmの大きさが次第に20cm、30cmと広がっていきます。

局部に熱が伴うことも。

刺された紅斑の周りにも小さな紅斑もできることもあります。

その他、筋肉痛、関節痛、発熱、悪寒、倦怠感だど、風邪のような症状が現れることもあります。

次第に4週間ほど経つと、病原体が全身を周り、神経症状、不整脈、関節炎、筋肉痛などが現れ、

数ヶ月すぎ、「慢性期」になると、慢性萎縮性肢端皮膚炎、慢性関節炎、慢性脳脊髄炎が現れます。

治療法

これらの症状が現れたら、すぐに病院に行き、

抗菌薬を服用する必要があります。

予防するには、

特に、春から初夏にかけて多く発生します。

アウトドアで山林や野山などに出かける時は、虫よけの薬を使ったり、衣類で皮膚をカバーしたり虫に刺されないようにし、皮膚に刺された箇所がないか確認しましょう。

ジャスティン・ビーバーなど、マダニに刺されたことに気づかず、見えない部位に刺されたり、紅斑が見つからず、原因不明の体調不良に悩まされている人も多くいます。

ライム病は診断がつきにくいことから“I「見えない病nvisible Disease」”とも呼ばれています。

最後に

筆者も家族が、ライム病にかかり、このライム病という病気がいかに身近にいて、かかる危険性のある病原体だということがわかりました。

ジャスティンや、有名人がこのライム病を告白したことで、少しでも多く世間にこの病気の存在が知られ、早期発見につながっていければと願っています。

 

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