ママ達を悩ませる、あの「 背中スイッチ」とは
まだ小さい1歳未満のまでの赤ちゃんに多くみられる「背中スイッチ」。
赤ちゃんがうとうとし始めて、布団の上に寝かそうと降ろした瞬間に、パチっと開き、泣き出してしまう現象。ママもやっと休もうと思ったのに辛いですよね。
この背中スイッチは、赤ちゃんが自力で活動し始める前の1歳くらいまで続くようです。それまでは背中にセンサーがついているかのように敏感に反応します。ママ達もあれやこれ試行錯誤でトライしているのではないでしょうか。
最初から、布団やベッドで一緒に寝てウトウトして寝てくれれば、背中スイッチは発動しないのですが、普通は、ミルクをあげてゲップをさせなければならないので、赤ちゃんを抱っこをしてる状況が1番多いと思います。その状態から横に寝かせる時に、この背中スイッチが
背中スイッチが発動する原因は?
このスイッチ。スイッチがONになってしまう原因は?
1番辛いのは、夜中にミルクをあげて、やっと眠り始めたから、ベッドに寝かしてママも寝たいと言う時に、ベッドに置いた瞬間に、泣き出す時ですよね。ママも寝不足だし、ベビーちゃんに早く寝てほしいのに。
原因は、
- 眠りが浅い。まだ熟睡に入る前
- 温度が変わった
- 体制が変わった
- ママがそばにいないから
などがあげられます。
では、この原因を順に攻略していきましょう。
熟睡させる
背中スイッチに1番大きく影響するのは、睡眠の深さではないでしょうか。重要なのは、なるべく熟睡まで持っていくこと
熟睡しているときは多少の移動でも目を覚まさないですし、途中に目を開けても眠さの方が優先し、また寝始めてくれます。
さて、寝ている状態というのはは、副交感神経な優位に働いて今す。逆に起きているときは交感神経が働いていて、敏感な状態や興奮していて眠れません。
それでは、深い眠りに持っていくために何をすればよいうのか。
深い眠りに持っていくための方法を幾つかご紹介しましょう。
α波からデルタ波へ
人が睡眠までの足脳波は、脳が休んでいる状態のα波からシータ波へ、そして熟睡をし始めるとデルタ波に移行します。α波は睡眠へ導入するための入り口で、このα波はが出ている時は、心地よくリラックスしていてストレスがない状況です。α波を出すための環境を整えましょう。α波はを作るためには、資格聴覚温度が重要です。まずは部屋を薄暗くしたり、キャンドルの炎のゆらぎが良いとも言われていますが、部屋を薄暗くするだけで大丈夫です。そして、適度な温度、音楽は、8Hzから13Hzの周波数が良いと言われています。
多くのママさんがあっている知っていて当たり前のことですが、激しい音楽やうるさい音響のところでは、α波が出るどころか、交換神経が活発になり目が冴えてしまします。部屋は薄暗くし、音は 心地よい温度の環境をできるだけ整えられたらいいですね。
ツボを利用する
・眠れるツボを刺激し、寝付きやすくなるツボを2つ紹介します。
「身柱(しんちゅう)」という背中にあるツボです。場所は背中の第3胸椎の突起にあります。大人なら第七頸椎の出っ張りの3つ下なのですが、赤ちゃんは骨がわかりににくいので、肩甲骨の間を真ん中より少し上辺りを意識してピンポイントでなくて大丈夫です。このツボは、体に溜まった邪気を払ってくれるツボです。ママの人差し指、中指、薬指の三本ん指で優しく、小さな円を描くように撫でであげましょう。ツボの強く押す必要はありません。赤ちゃんの場合、優しいタッチでも十分です。数分マッサージしてあげます。
もう一つは、
「鳩尾(きゅうび)」というツボです。場所は、胸の胸骨の先端。みぞおちの真ん中です。こちらも三本の指で優しく円を描きながら寝でてください。強く押したり多々う必要はありません。2−3分を目安に優しくマッサージしてください。
ドッグタッチ効果
眉間からおでこ、頭のてっぺんにかけて。やさしいタッチでゆっくり撫でていきます。この撫で方犬が大好きですよね。飼い主にここを撫でられると目をつむり安らいだ状態になります。眉間には、「印堂 (いんどう)」と呼ばれるツボがあります。このツボは、リラックスし心地よく、眠りを誘うツボです。優しくふんわりと手のひらで、「印堂」から額、頭部へ撫でてみましょう。赤ちゃんも次第に目を閉じて、穏やかな気持ちで眠りへと誘ってくれます。
ミニマム効果
ミニマルミュージックというのをご存知でしょうか。パターン化された音型を単純に反復させる音楽語法です。同じことを繰り返す動作をすることによって、先が解る安心感と、同じことの繰り返しであきる状態=期待感 がなくなります。期待があると興奮し眠れません。子供の時遠足の前日はなかなか眠れなかったですよね。それと逆の効果で、繰り返す事により先がわかる安心感から気持ちが落ち着き眠気を誘ってきます。実はお母さん達も何気にこの動作をしていると思います。お尻や背中を手のひらでトン、トン、トン、トン同じリズムで軽く叩く。この動作を出来るだけ長くやってみて下さい。強く叩く必要はないので、触ってるのが赤ちゃんにわかるくらいの本当に軽ーい感じで、同じテンポで叩きます。
レム睡眠効果
ご存知のようにレム睡眠は、1時間半( 90分)サイクルです。1番深い眠りは、寝始めてから1時間後が。この1番深さのピークを過ぎると次第に眠り浅くなり30分後に起きやすくなります。従って寝始めて1時間後より少し前に布団に降ろすのがベストタイミングとなってきます。赤ちゃんが目を閉じて眠ったと感じたらレム睡眠のサイクルを意識してみてください。
温度を変えない
赤ちゃんを抱いている時は、ママの体温であったかくて心地よい状態です。それがいきなり冷たいベッドに背中が触ると赤ちゃんもびっくりしてしまいます。
ベッドをあらかじめ温めておけば良いのですが、夜中になかなかミルクをあげながら同時にはできません。
1番簡単な方法は、抱っこしている時に1枚ブランケットを背中の後ろに被せて抱っこします。赤ちゃんの体温でブランケットも温かく、ベッドに降ろした時も温度がすぐに変わらないので赤ちゃんも温度変化を感じません。
できるだけ、体制を変えない
赤ちゃんを抱いている時は、赤ちゃんの体はCの字のように少し背中が丸まっている状態です。この形を出来るだけキープさせて寝かせば赤ちゃんも目を覚まさず寝てくれます。我が家ではハンモッグ型のバシネットを使ってみたところ、降ろす時起きずに寝てくれました。ベビーベッドにつけるベビーハンモッグも販売されています。安価なので試してみるのも良いかもしれません。
もし、ハンモッグ型がない時は一気にベッドに降ろさず、様子を見ながら、時間をかけて手を離すことを心がける。
あとはママとのスキンシップ
ママがここいいにいるよと布団に降ろしてもしばらく、触れていると赤ちゃんも安心します。
ママさん達が一番つらい夜中の授乳を、頑張って乗り切っているのは、メンタル部分がとても大きいですよね。それもこれも我が子に対する深い愛情があるからにほかなりません。メンタルが落ちてきたら、今赤ちゃんと一緒に居られる時は人生でほんの限られた時だけ。子供はあっという間に成長してしまいます。このスキンシップも今しか経験できない貴重な時間。小さいかわいい時の赤ちゃんの笑顔を目に焼き付け、乗り切ってくださいね。