2014年バレンタインデーに同性愛者であることをカミング・アウトしていたエレン・ペイジ。ダンサーであるエマ・ポートナーと半年の交際し、2018年に結婚しています。そして、今回、トランスジャンダー(性転換)し、名前を、エリオット・ペイジになったと公表しました。(以下エリオット)

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エリオット・ペイジは、2007年の映画「ジュノ」でブレイク、アカデミー主演女優賞にノミネート。2006年「X-MENファイナルデシション」 などにも出演しています。

2008年、男性向け雑誌「FHM」では、「世界で最も美しい女性」86位にもランクインしており、端正な顔立ちと演技力で瞬く間に人気女優に。名前を変え今後、演技がどのように変化していくのか、実力派俳優のエリオットに期待したいです。

エリオット・ペイジの現在の推定総資産は、$12ミリオン(約12億円)

 

 

美しすぎるトランスジェンダーモデル ヴァレンティナ・サンパイオ Valentina Sampaio

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美しすぎるトランスジェンダーモデルとして知られているヴァレンティナ・サンパイオですが、仏「ヴォーグ」でも初めてトランスジェンダーのモデルを起用しました。

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そして、ヴォーグのブラジル版、独版でも表紙を飾り、,「ELLE」の表紙、またロレアルのモデルとしても活躍。2019年には「ヴィクトリアズ・シークレット」の「PINK」カタログモデルに起用されました。

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今年、一流モデルを使っている人気スポーツ誌『Sports Illustrated』の水着特集にも大抜擢。

ヴァレンティナ自身も、「この『Sports Illustrated』はバッキンリスト(死ぬまでにやりたいこと)の中の一つだったので、夢が叶った。」とコメント。

ブラジル北部の小さな漁村で育ったヴァレンティナは、12歳まで自信を女性と認識するようになり、ヴァレンティノからヴァレンティナと名乗るようになったそうです。1996年生まれ12月生まれ23歳。トップモデルの道へ歩んでいます。

 

 

オリンピック金メダリスト ケイトリン・ジェンナー Caitlyn jenner

ダーガシアン一家の父として有名なのが、ケイトリン・ジェンナー

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キム・ダーガシアンの義父でもあり、史上最年少で世界で最も裕福なカイリー・ジェンナー、モデルのケンダル・ジェンナーの父でもあります。

画像出典:稼ぎまくるガーダシアン一家

それよりも、ケイトリンは、フットボール選手から陸上競技に移行し、1976年モントリオールオリンピックで陸上の金メダリストでもあるんです。その時の名前はブルース・ジェンナー。圧倒的な強さで世界記録を作り、引退後俳優へ。その後、クリス・ジェンなーと結婚し、カイリーとケンダルが生まれます。カーダシアン一家の生活に密着したリアリティ番組「Keeping Up with the Kardashians」にも登場し、2015年クリスと離婚することが番組でも明かされ、さらに、トランスジェンダーであると告白。名前をケイトリンに改名しました。そして、Vanityfiarの表紙を飾り特集記事も掲載されています。

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映画のキャスト問題で、トランスジェンダーの歴史が変わった瞬間

2018年、映画『ラブ&タグ(Lub&Tug)』は、女性として産まれながらも男性として生活し、裏世界とつながりを持つマッサージパーラーの経営者ダンテ・ジルを元にした実話。

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この映画のダンテ役に、実力俳優として名の高いスカーレット・ヨハンソンが演じると発表されました。

するとー、

スカーレットに、抗議の嵐がー

トランスジェンダーは、シストランスジェンダー(生まれた時と性別と、性同一が一致している人)の役は回ってこないので、トランス役をシスジェンダーのスカーレットがやるのは、トランスたちの役を奪っている。

と猛批判。

これに対し、スカーレットは、他にもトランス役を演じた人たシスジェンダーはいるわ、と俳優名を挙げて応戦するものの、さらにトランスたちからの怒りに火がつき攻撃は収まらず、スカーレットは降板を発表しました。

 

「ダンテ役はトランスジェンダーの男性が演じるべきと、多くの人が思ってるということを理解しました、今回のキャステイングで倫理的な疑問が浮き上がったことを考慮して、謹んでこのプロジェクトから降板することを決意しました。今回は多くのことを学びました。これからは文化的理解を深めていきたいと思っています。」

 

と述べました。

すると、トランスジェンダーのコミュニティから広く賞賛され、トランスジェンター歴史の極めて重要な瞬間に。

この映画は、ヒットすると見込んでおり、3,000万ドル(約30億円)の制作予算を見ていました。しかし、スカーレットが降板し、ダンテを演じるのは、トランスジェンダー役の俳優でなくてはならなくなりました。しかし、その役割は重要で大きなスターがいなければ映画を作るのに十分なビジネスの意味もなく、先の見えないまま、映画の製作は足踏み状態で中止の危機に。

あれから2年後—。

2020年7月、テレビシリーズで「ラブ&タグ」を製作すると発表。脚本はLadyJが描き、ダンテ役は、実はまだ決定していないものの、トランスジェンダー俳優を起用すると公表しており、これからのキャスティングが注目されています。

今回のスカーレットの降板で、アメリカにもトランスジェンダーのキャステイング問題が、大きく浮き彫りになりました。

「トランジェンダー役を、シストランスが取るなという抗議。」

言い返せは、

 

「トランスジェンダーは、シストランスの役ができなくキャスティングされることがないという現状から、差別が行われているのだから、トランス役がまで奪うな。」

というもの。

2年間に起きたこの騒動で、社会が大きく変わったか?

現状変わったのは、

「トランス役はトランスジェンダーからキャストしなければならなくなった」

に過ぎませんが、これでも大きなスタートです。

そして今回、エリオット・ペイジ(旧エレン)の公言で、彼が今後、どんな男性役を演じていくのか、トランスでありながら、シス役を演じることがあれば、トランス、そしてエンタメの世界を大きく変えていくことになるかもしれません。

 

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NYwonder
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