ブリッピー Blippi
昔のヒーローといえば、ウルトラマンやスーパーマンなどでしたが、今は、ユーチューバーが彼らのヒーローかもしれません。
アメリカの子供向け教育動画のお兄さん、名前は「ブリッピー」
ブルーにオレンジのメガネとサスペンダーの派手な衣装で、ピョンピョン跳ねたり回転したり、まるで子供のように、はしゃぎながらレポートしています。
我が家でもブリッピーの動画にはまり中。息子は、ブリッピーが登場すると、まるで石のように微動だにせず、じっと動画を見入ります。
ブリッピーってこんなに幼児を魅きつけるんですね。 トップ画像出典blippi instagram
そんな気になるブリッピーの魅力とは?!
ブリッピーって誰?
名前 :ブリッピーBlippi
本名 スティーブ・ジョン Stevin John
生年月日 1988年5月27日生まれ、31歳
出身 ワシントン州エレンスバーグ
住まい ネバダ州ラスベガス
独身 ガールフレンフド 犬
職業 教育動画ユーチューバー 2014年から開始
Youtube チャンネル登録数 542万人
ブリッピー 誕生のきっかけは?
子供の時のジョンの夢は、リムジン運転手になることでした。2006年に高校を卒業した彼は、米軍に入隊し軍のパイロットになろうと考えていました。しかし、それが自分に向いていないと気づき、脱隊します。食器洗いや、ウエィター、SEOスペシャリスト、カメラマンなどの経験し、その後ロサンジェルスに移り、映画製作の仕事をします。その当初のジョンは、下ネタのコメディビデオを発信していました。
そんなある時、彼の甥っ子(妹の息子・当時2歳)が、無料で動画が観れるYouTubeを利用していました。しかし、良質の子供向けコンテンツが少ないことに気づき、これが、ブリッピーのインスピレーションになったそうです。
ブリッピーは、
抑揚をつけて喋り、ダンスしながら歩いたり、膝を高くあげて走ったり、足の裏を見せて歩いたり、子供に近づけている動作も魅きつける要素なのでしょうね。
そして、ジョンの母が。ブリッピーのトレードマークであるブルーとオレンジの衣装を作ったそうです。今でも当時の帽子を使っているそうです。
ブリッピーと言う名前も、幼児が発音しやすい名前にしたそうです。
まだ我が家の息子は、父親を「ダディ」とは言いますが、私の事を、ママともマミィとも呼びません。もしかしたらブリッピーの名前を呼ぶほうが、先かもしれませんね。
動画の内容 簡単に言うと、いろんな子供が好きな施設、場所は、室内プレイグランドや、トルドレンミュージアム、洗車場、パン工場、牧場など、あらゆる場所にブリッピーは行き、子供目線でレポートしています。
だいたい15〜30分ほどの動画ですが、子供のように遊びながらレポートし、物や動作などを説明しています。例えば、数字、色、文字、顔のパーツを教えるなど、話し方もで簡単にゆっくり話すので、英語の習得にもなります。
動画は、2−7歳の子供を対象に、製作されているそうです。
当時の動画作りは大変だったかと思いますが、現在はチームで製作しているそうです。
主にラスベガス近郊の施設を利用していることが多いです。特にラスベガスに限定しているわけではないので、いろんなところに出張するそうです。
プレイグランドなどは、人が一人も映ってないので、おそらく貸切で撮影されているようですね。もう人気番組となると、施設側からの方からオファーが来ているかもしれません。ターゲットを適切で数億ビューの動画は、広告効果は高いですから。
余談ですが、ドリッピーのビデオはワンストロークが長いのに驚きます!ノーカットで15分間、話し続け、ジャンプしたり、移動したり、このブリッピーも凄いですが、それを撮影しているカメラマンの技術の高さにも感心してしまします。ノーカットのワンTakeとなると、カメラマンは、レンズを覗いたまま、走ったり、階段を上ったりジャングルジムの下をくぐりながら、動く被写体(ブリッピー)を適切に捉えている。なかなかできません。
なぜノーカットワンテイクなのか。カットして小刻みで、そいしゅエーションごとにアングル変えたり、また失敗したと時編集したりできるのに。ノーカットに何かこだわりがあるのかもしれませんね。子供がカメラ目線と一緒で、走って階段を駆け上るくぐるに臨場感をもたせているのでしょうか。
大人は、そんな違う場所が感心をしたりしていまします。
jungle animals
Detective Blippi video
Learn colors and numbers
ブリッピーの動画は、年齢で好みが違います。また数ヶ月経つと成長とともに、別のブリッピー動画を興味を持ち始めます。我が家の1歳半児は、主に、トラクターや乗り物、トランポリンなどのプレイグランドが好きです。
動画の良いところは、
好きな場所を選べる。そして、学習もできる
まだ連れて行ってあげていない、水族館、パン工場体験など、体験はできないけれど、子供目線でドリッピーが触って遊んで紹介してくれる。
これには、もう子供は釘付けです。
ドリッピーは大好きな友達であり、大好きなお兄さんであり、彼らにとっては、身近な家族のような存在です。
インスタグラムを見ると、ブリッピーではない素顔のジョンが、
彼女と犬と一緒に頻繁に登場します。まだ(2019年9月現在)独身のようなので、ガールフレンドなんですね。フォロワーは現在10万人
ブリッピーはブランドとしての価値を持ち、関連グッズも多く販売されています。
グッズは公式ホームページで販売されていますが、アマゾン.comやebayでも売られています。日本のアマゾンには、まだブリッピーのDVD関連しか販売されていないようです。
子供の誕生日を盛大にパーティをする習慣のアメリカでは、ブリッピーをテーマにしたアレンジも人気。
出典:pinterest
そして、去年に引き続き、今年のハロウィンも、憧れのブリッピーになる子供たちや、お父さんもたくさん出没しそうです。Etsyなどでは、ブリッピーの手作り衣装やパーティ用のデザインも個人の人が販売しているようですね。参考:mercillelyonsphotography
Youtubeのスターでもあり、子供たちのヒーローでもあるブリッピー。
彼自身、わずか数年で、ユーチューバーとして大成功し、彼が生み出したキャラクター「ブリッピー」は、ユーチューブの枠を超え、世界の子供達から愛されています。
2014年ブリッピーを始めた当初は、アクセスが少なかったけれど、継続して3年で億を超えるアクセスになたそうです。ジョンも言っていますが、自分がこれだと思ったことを一貫して続けることが大事、これもヒカキンさんも言っていましたね。
2014年て考えてみたら本当についこの間です。あの時行動を起こしていたことが、こうやってもう形になり子供社会に影響を与えているなんですごいですね。
まだまだこれからブリッピーは成長していきそうですね。
画像引用:インスタグラム