サンタフェオペラでプッチーニの
西部の娘(La Fanciulla del West)を観に行きました。
出典 : santafe.org
野外オペラといえば、イタリア・ヴェローナが有名ですが、サンタフェにもあるんですね、半野外といった感じでしょうか。
建物は、近代的で少し日本の代々木競技場にも似てる気がします。でもこれが、サンタフェの高い建物も何にもない乾燥地帯の丘の山頂に、忽然とポツンと置かれると、この建物自体がアートとして際立ちます。
サンタフェの中心街から車で10分ほどで、オペラハウスの前まで車をつけることができます。
オペラハウスの中にもレストランもありますが、皆さん少し早めに到着し、テールゲーティング(アメフト観戦者などが駐車場でBBQするような)していました。
出典 : commdiginews.com
ここ「サンタフェオペラ」のファンも多く、駐車場で車のバックハッチを開け、テーブルと椅子並べ、シャンパンと食事を楽しんでいるんです。中には団体さんのテールゲートパーティをしている方も。
アメフトのテールゲートBBQとはちょっと違って、やはりオペラなのでエレガント。オペラハウスのレストランからもテールゲート用にオーダーもできます。
景色も素晴らしいし気持ちよさそう、次回は、私もテールゲートもいいですね。
チケットは前日に、こちらに来て購入してたのですが、週末の演目は、子連れだと割引があるんです。子供を連れて行けば2人で行くより断然お得です。
前日に、チケットを購入しに来た時は昼間でリハーサル中でした。野外なのでステージも見え、音も全部まる聴こえです。そのまま駐車場の車から、音楽のみ聞こえます。
それにしてもサンタフェは全米1位の標高2,130m(マチュピチュとほぼ一緒)ですので、歌手の方は歌うのも大変ですね。私なんて席に座るまでの階段だけでも息が切れるくらいです。
ミニー役はパトリシア・ラセット(Patricia Racette)。野外ですと声の響きや張り感が伝わってこないのですが、それでもパトリシアは迫力ある歌声でした。後半はコーラスもあり、並んで合唱する少しどことなくミュージカルのようなスタイル。
ストーリーもハッピーエンディングです。チャキチャキ江戸っ子のような仕切りやカントリー娘が、最後まで仕切って気持ちよくエンディングです。