近年では、ヨーグルトやサプリを毎日摂取したり、プロバイオティクスを意識している人が多いですよね。
しかし、このプロバイオティクスは食べるだけではないんです。
そもそも、
プロバイオティクス(Probiotics)とは、
人体に良い影響を与える善玉菌の微生物を利用したサプリや食品類を言います。
主な役割は、簡単に言うと「腸内の良い菌を増やし悪い菌を減らす。」
善玉菌を摂取することで、腸内環境を整え便秘や下痢の解消、感染予防やアレルギーの抑制、免疫力を回復させるなどが挙げられます。
乳酸菌や納豆菌などに含まれています。
プロバイオティクスの食品を摂取した場合は、このような影響が考えられますが、
広い範囲でいうと、部屋中、空気にも、体にも、そこらじゅうに微生物や細菌は生息しています。
ならば、善玉菌をサプリメントで摂る以外にも、他に多様に使えるのでは?
鼻水やアレルギー対策 顔にスプレーするプロバイオティクス
長女が花粉アレルギーのため、インターネットで情報を探していると、
プロバイオティクスのこんな製品を見つけ、早速購入してみました。
販売元によると、室内の細菌性アレルゲンとウイルスを抑制。
すべて自然で非毒性、環境にも優しく、アレルギー反応を引き起こすダニの排泄物を食べ、副鼻腔や喘息患にも優れているそうです。
寝具、ソファ、ドアノブ、ぬいぐるみ、カーテンなどにスプレーすると効果的で、最大の効果を得るためには、顔、鼻、耳に直接スプレーすることができます。
もちろん、赤ちゃん、子供、ペットにも安全です。
自由に浮遊するバクテリアやウイルスを抑制するために、通気口に利用するのもあり。
我が家全員で、鼻水が出る、かゆい時には、顔にスプレーしています。
先日、1歳の息子が、鼻づまりがひどく、夜中に寝むれなく泣いてぐずぐずしていたところ、スプレーしたら気持ち良さそうに寝てくれました。即効性があるかわかりませんが、ほのかにアロマの香りもあり、リラックスできます。
今は、この1本は手放せない状況です。
善玉菌で、お掃除!
この概念を利用し、掃除にも引用するというもの。
クリーニング用も購入してみました。
ケミカルな匂いも残らないので、子供が近くにいても安心して掃除できます。
歯ブラシを洗ったり、広範囲で使えます。
効果のほどは目に見えてわからないのですが、安心して気軽に使える分、私自身が掃除の回数が増えたような気がします。
ただ、こちらの製品でいうと、スプレーではなくぬるま湯で薄めて使うのが難点。
このシリーズは、その他にも、歯ブラシ用、ペット用などもあります。長女は、歯の矯正の器具をこれまで、毎日石鹸水で洗っていて、少し不安でした。善玉菌を利用したこの製品を知ってからは、こちらの歯用の物を使っています。
日本では?
サプリメント以外の商品は、まだ少ないようですが、日本でも幾つかありますね。
洗濯用洗剤 赤ちゃん用
日本では、EM菌という有用微生物群を、1982年に琉球大学農学部 比嘉照夫教授が開発したそうです。
このEM菌を利用して、土壌や地域をクリーニングするなどを行っているようですが、
まだ国家対策として利用するには、汚染地域への洗浄などの実際の検証が少なく、賛否両論あるところ。
お掃除に関しては、善玉菌の効果が目に見えてはわかりにくいですが、ケミカルな物質がないのだけでも、マイナスではないようです。
まとめ
プロバイオティクスのメリット、デメリットをまとめてみました。
メリット
- 腸内環境を整える
- タバコ、ペットや体臭など、消臭効果がある
- 発ガンリスクの低減
- 感染の予防
- 便秘や下痢の改善
- 口に入れても安全である
- 肌荒れの防止
デメリット
- 定期的に摂ることが望ましい。
- コストがかかる
- 効果がないこともある
デメリットを見てみると、極端に危険やマイナスはなさそうなので、やはり、ベターザンナッシングBetter than nothing やらないでゼロより、やって良い結果の可能性があるかもしれないですし、予防としていいかもしれません。
プロバイオティクスを内側と外側から。安全で快適に過ごせる救世主でしょうか。効果のほどは、素人である私は判断できませんが、微生物や殺菌を除去してくれると信じ善玉菌生活を送りたいですね。