<あらすじ>
第1幕
湖のほとり月が輝く草地。森の妖精たちが、湖の主ヴォドニークをからかいながら立ち去っていく。妖精ルサルカは、人間の王子に恋をしたため、人間になりたいとヴォドニークに訴える。
ヴォドニークは魔法使いのイェジババに助けを求めなさいと助言。ルカルカは、口がきけなくなるのを条件にイェジババ魔法をかけてもらい人間の姿になる。
湖畔に狩りに訪れた王子は、ルサルカの美しい姿に一目惚れをし、彼女を城に連れて帰る。
第2幕
王子の城の庭。王子とルサルカの結婚式に大勢の客が集まってくる。
ポロネーズの音楽に乗り、華やかな舞踏会が催されるが、王子は物言えぬルサルカに愛想をつかして、
他国の王女と親しげに話す出す。
絶望したルサルカは、呪いの言葉をかけるヴォドニークと共に湖へ帰る。
一方、王子もその王女にはねつけられる。
第3幕
ふたたび湖のほとり。悲しむルサルカは、イェジババに王子を殺すしかないと言われるが、愛する人のため自らが永遠に苦しむ方がいいと答える。しかし、ヴォドニークの心は晴れない。ルサルカを求め湖畔にやって来た王子は、彼女の抱擁し、のち息絶える。
<メトオペラにて>
第1幕の名曲「月に寄せるアリア」をが見事なソプラノで歌い切りました 。
湖畔の舞台セットは可愛らしくディンズニーのファンタジーのような世界です。
今回はドレスリハーサルだったので、小学生から高校生の学生たちがクラスごと観劇していました。
その高校生の数人が、なんと客席の一番前に座っていた、プラシド・ドミンゴに話しかけ、写メを要求、ドミンゴも快く応対。
メトオペラでドミンゴを見たのは今年で2回目。
今年のナブコのドミンゴをは観に行けなかったが、客席で観れるとは。
来年のヴェルディ/ルイザ・ミラー出演予定のドミンゴは観に行きたい演目です。