今年2月28日に、元気な男の子を出産しました。
(↓これから先は、出産までの経緯も書いてありますので、私も出産前は不安でいろんな方のブログを拝読しましたので、これから出産をされる方へ参考になればと思います。)
予定よりも10日早い早朝5時に、下腹部をポンとベビぞうに蹴られた痛さで目が覚め、いきなり水が流れてきました。破水か尿漏れか悩むところですが、自分でコントロールできない水でしたので、破水に違いないと判断。
すぐ病院に電話すると受付が、ドクターから折り返し連絡しますとの事。そんな待っている間にも水が止まらないし、ドクターの返事を待たずに事前に用意していた入院バックを持ってタクシーでNYUへ直行。タクシーに乗る直前にドクターから病院に今からきてと返事。私もまだこの時点は余裕でした。
しかし、到着して1時間後には10分間隔の陣痛が始まり、その2時間後には5分間隔、、、。
アメリカでは、ほとんどの人が麻酔を希望します。私も陣痛が始まると先生から「麻酔打つ?」と聞かれ、、、、もうちょっと我慢しますっと応えたものの、次第に息もできないほどの激痛へ、それも気を失いそうなほどの痛みに、もう我慢の限界、、、
耐えかねて先生に、「麻酔をすぐにお願いします」と打診したものの、先生から、あっさり「NO!」 まだ赤ちゃんが全然降りてこないから、もうちょっと我慢してと。
先生から打つ?聞かれた時、Yesって言っとけばよかったと後悔しながらも、まだまだベビぞうは出てくる様子もなく、、、
それから2時間、がまん我慢、、、
2時間後、やっと麻酔許可が出て、麻酔担当の人がやってきました。書類にサインしたり道具を用意したり30分ほど待たされました。陣痛より麻酔の方が痛かったというブログを多く見ましたが、背中から打つ脊髄麻酔は全く痛みもなく、陣痛も薬のおかげでかなり楽になりました。
しかし、血圧が上がり、フルリスク患者扱いに。
(もともとハイリスク患者でしたが、さらにフルリスク患者に、、)。
すると先生からは、まだ、きっと24時間は生まれないわねーー、との事。
そして陣痛から26時間後の朝、無事出産。
さて、私が出産したNYUは、マンハッタンのミッドタウンイースト側にいくつも病棟が立っており、この一角が全てNYUの施設です。
アメリカではほとんど、入院する部屋と分娩室は一緒の部屋です。
その部屋には、ソファーにテレビ、ベビーの診察台、シャワーとトイレ、すべて揃っているスイートルームのような広めの部屋。そこに家族や訪ねてきた友人も通されるので、出産前ならみんな同席できるのです。
やはり皆に眺められて分娩するのは絶対したくなかったので、主人だけに来てもらいました。
病棟も新しく綺麗で、サービスもホテル並みでびっくりです。
初日はあまりにも痛い陣痛で食べれなかったものの、
次の日から病院の食事を頂くと、なんととっても美味しいではないですか!
しかも毎朝、昼夜朝のメニューのオーダーを聞きに来るんです。
種類も豊富、サラダ5種類、スープ3種類、
メインディッシュ、サイドデッシュ、
デザート、フルーツの有無、などオーダーをしに来てくれる、
まるでホテルのルームサービス並みか、それ以上のサービスです。
そして、朝はドアに下から、パスっとNew york Timesが投げ込まれました。
あれ?私、今ホテルにいるんだっけ?
そして、部屋にはアメニティや、お土産の帽子やドリンクホルダーの数々、
病院の地下にはレストランもあり、アメリカンフードやエッサベーグル、ラーメンからお寿司まであり、メニューも充実
そして部屋の窓からは、イーストリバーが見え景色も素敵です。
NYUのニット帽
もう延泊したいくらいですが、保険でのカバーは、出産後からは2泊まで。私は出産前に1泊したので計3泊まで。アメリカの医療は高すぎて、一泊20万を自腹で延泊なんてできません。